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「ちょっと味見・・・」 ベルンハルト・フーバー醸造所では、作業は一通り見学できた。 収穫と醸造がほぼ並行して行われているので大忙しだ。 醸造所の中2階のちいさなケラーは、白ワイン用。 果帽の攪拌は無いので小さなステンレス製タンクで醸造する。収穫して搾汁、 酵母を加えて発酵させる。発酵途中のタンクからは二酸化炭素(炭酸ガス)が発生して、 上部のガス抜き栓から排出される。甘い香りに誘われて虫が襲来するが、 虫の混入を避けるためガス抜き栓には水が入れてある。炭酸ガスの排出でガス抜き栓の水が、 コーヒーのサイフォンのようにポコポコと音を立てる。 これを「ケラー・ムジーク(醸造所の音楽)」と呼んでいる。 ぶどうがワインに変わっていく際の楽しい音楽というわけ。 この写真は、発酵が終わって後方の小さな樫樽に移されて 熟成される直前の原酒を試飲しているところ。 ぶどう品種はシャルドネ。ウマかったかって?あたりまえやんか! |
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